住所:
福井県敦賀市山
文化財:
-
カテゴリ:
地蔵
由緒:

若越霊場八十八ヶ所の内 三十四番 山村辻堂
本尊六躰地蔵

作成時期:
不明

◆◆◆

雑感:

山にある六躰地蔵です。

ご詠歌は、
「山谷や 峰や谷間に 寺建てて
          あまねく人を  救うものかな」

その昔山村一帯には寺が多く、訪れる者の目には壮観に映ったそうだ。ご詠歌の「峰や谷間に―」はその光景を指している。

この山村の地蔵は天然の石に小さなお地蔵さんが六体彫られている。
地元の方が作ったのだろうか、一列に連なった前掛けが可愛らしい。

六躰地蔵(六地蔵)は、天・人・修羅・畜生・餓鬼・地獄の六道において、生きとし生けるものを苦しみから救う六体の地蔵のことである。

そう、生ある者は皆、生きている間苦しみから逃れることはできないのである。
例えばこの石燈籠(写真:左下)に刻まれた字、
六射
地蔵と書かれている・・・。

うわぁぁ、字が似てるから間違ったのかな?それとも六射の方が正しいのか?六射って何?オレが間違っているんだろうか???
この写真だって一年以上前に撮ったのに、この一字のせいでずっと悩んで載せることができなかったんだ。。。

お地蔵様、どうか私を苦悩から救ってください。

 

inserted by FC2 system