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雑感: | 〜小祠発見伝 第3回 黒河林道〜 小祠発見伝第3回は黒河林道にある山の神の祠です。 この祠、創立や由緒については全く不明であるが、山の神を祀った祠は全国に存在しており、珍しいものではない。 日本人の山の神信仰は、この国の神話時代まで遡れるくらい古く、現在でも猟師や林業者に掟や伝えが受け継がれている。 この祠は、芦谷方面とクチナシ谷方面に分れる分岐路の突き当たりに在り、近くにはかつて敦賀営林署があったそうだ。もしかしたら、関係があるのかもしれない。 とにかく道が狭く、部分的に途がでこぼこしており、倒木、落石などがあるため、車で行く時は十分注意が必要である。 その名の通り小祠ではあるが、なんとも言えない空気を醸し出している。 それは、山の神の警告だったのか、それともただの悪戯だったのか未だに分からない。 |