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住所: |
文化財: |
県指定史跡 |
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カテゴリ: |
建造物 |
由来: |
この高燈籠は、江戸時代敦賀で大きな回漕業を営んでいた庄山清兵衛が享保二年(1802年)にこの洲崎に建てたもので、通称「荘山の高燈籠」と呼ばれています。 当時は毎夜この燈籠に灯がともされ、出船入船の目標として重要な灯台でした。 付近案内板より引用 |
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建造時期: |
享保二年(1802年) |
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雑感: | 今日も今日とて日が暮れて 高燈籠に灯が燈る―。 いや、誰かが言ったわけじゃないですよ。勝手なイメージです。イメージ。 この高燈籠ができた時期は、ちょうど北前船の最盛期で敦賀港には多くの船が来港していたそうだ。当時は蒸気船でもディーゼルでもない風が頼りの和船。もちろん、町には電気もなければガス灯もない。そんな時代、この燈籠は船乗りたちの目印として、重要な役割を担っていたんだろう。 陽が沈み、夜の帳が下りてきて、空と海の境も分らなくなってきた時刻。まだ着かないのか?この船はちゃんと港に向っているのか?そんな不安の中、一筋の光が目に入る。荘山の高燈籠だ。ああ敦賀に着いたのだとほっと胸をなで下ろす。 いや、誰かが言ったわけじゃないですよ。何度も言いますが勝手なイメージです。イメージ。 現在は現役を引退されて、敦賀観光ホテルの前で静かに余生を送ってらっしゃいます。 |