住所:
福井県敦賀市阿曽69-10
神紋:
調査中
御祭神:
應神天皇
利椋大神
御由緒:

当社は明治48年八月一日同区利椋峠に座す延喜式内利椋神社を、八幡神社に合祀して、利椋八幡神社と改称し奉ったのである。
抑々当神社は、若宮八幡宮又は正八幡宮と尊称し、永禄十年四月の創立なりと云われ、明治十一年頃村社に列せられた。

『敦賀郡神社誌』より引用

創建:
永禄十年(1567年)
(八幡神社)
社格:
村社、式内社

◆◆◆

雑感:

阿曽にある利椋八幡神社です。

阿曽は東浦十ヵ浦の一つで、市街地から8号線を東浦方面に進み、五幡・江良を越えて最初に見える村が阿曽である。

神社は集落の中央にあり、場所的には分かりやすい。境内には玉石が敷かれていて、また奉納した燈篭が所狭しと建っており、小さい神社ながらも崇敬の厚さが窺える。

由緒にも書いたが、この神社、合祀される前は、集落南側にある利椋峠と呼ばれる場所に座していた。
その歴史は古く、式内社の阿蘇村利椋神社とはこの神社のことである。

祭神は不明で、何時の頃か社殿が廃絶し、松の巨木を神として奉っていたという。
「明治時代の台風で男松が倒れ、現在は女松のみ残る」と昭和初期の神社誌に書かれているが、現在も残っているかは不明。
跡地には碑が建っているらしい。一度行ってみたい場所ではある。

ところで何を隠そう、この阿曽、私の祖母の家があるのだ!!、、、ふーんて感じ?
いや、何を言いたいかと言うと、子供の頃からよく遊びに行ってたので、阿曽にはとても思い入れがある。いや、そんなもんじゃない、心の故郷と言っても過言
ではない(同じ敦賀だが)。

この神社でもよく虫を捕ったり、探検したりした。そのころはまだ婆ちゃんも元気で、一緒に畑に行ったり、海に連れてってもらったり。
阿曽に来ると、懐かしい思い出が走馬灯のように溢れてきて泣きそうに・・・あれ?前もこんな終わり方で〆なかったっけ?

※注:別に現在の暮らしに疲れているわけではありません!・・・ほんとです。・・・うん。

境内の趣
全体の森厳さ
場所の分り難さ
※★は評価ではなくあくまで個人的な好きポイントです。

 

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