御祭神：

事代主大神

御由緒：

当社は永享三年八月の鎮座であると社伝に記すも、古くそれ以前より社祠ありしものの如く言われている。
社域及び其の付近は往昔氣比神宮御際神仲哀天皇の行宮のありし当時より、漁民等の信仰する船魂神を守護神として、祭祀したるによるものと伝えている。
天保八年三月三日火災の為、当社及び滝本院ともに焼失し、社守清貫が漸く神体を捧持して難を避けたので、諸記録・宝物など悉く皆烏有に帰し、古史に徴する確証を得るに甚だ難い。

『敦賀郡神社誌』より引用

創建：

永享三年（1431年）

社格：